たべものラボ

京都市中央市場発!旬だより〜紫ずきん〜

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これからが旬の食材について、京都市中央市場きっての職員が教えます。

紹介者はこの方!

京都市中央卸売市場第一市場 業務推進第一担当

 森口 幹太氏

 

今回紹介するのは”紫ずきん”です。

最高級品質として知られる丹波黒大豆を枝豆用に品種改良して開発されたもので、
平成8年度に京のブランド産品として認証されました。
JA全農京都が種を一括管理し、京都府内に限定して栽培されています。
薄皮の色が紫色で、形が頭巾のようであることから「紫ずきん」の名が付けられました。
改良を重ねた紫ずきんは、他の黒枝豆よりも2週間程度早い9月上旬に収穫することができます。
他の枝豆と比較すると粒が大きく、黒豆らしいコクともっちりとした旨みが感じられます。
購入後、すぐに塩もみをして茹でるのが美味しく食べるコツです。
茹でたものは冷凍で2ヶ月程度保存できるので、夏だけでなく秋のおつまみにも最適です。

\スタッフおすすめ!/

紫ずきんレシピ

【焼き紫ずきん】

【材料】
*紫ずきん…一袋
*水…20cc
*塩…大さじ1程度

【作り方】
<1>水で軽く洗い、紫ずきん全体に塩をまぶす。
<2>フライパンに<1>と水を入れ中火にかけ、ふたをして蒸し焼きにする。
<3>水分がなくなったら(約4分)ふたをとり、時々混ぜながらさやに焼き色をつける。
<4>焼き色がついて、さやが開いてきたら出来上がり。

★<3>の工程で早めに水分がなくなる場合は、適宜水を足してください。
★余熱で火が通るので、少しかたいかな、くらいで火を止めてOKです。

目からウロコの簡単調理!茹ですぎて食感が…という失敗も少ないです。
サラダや混ぜご飯など、茹でたものと同じように使えます。