たべものラボ

京都市中央市場発!旬だより〜かずのこ〜

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これからが旬の食材について、京都市中央市場きってのイケメン職員が教えます。

紹介者はこの方!

京都市中央卸売市場第一市場 業務推進第二担当

川路 由人氏

 

今回紹介するのは、おせちの定番 ”かずのこ”です。


「かずのこ」は何の卵でしょう。正解は「にしん」。
二親(にしん)から多くの子が生まれるよう,子孫繁栄を願った縁起物で,
おせちの定番として愛されています。

京都市場では,なじみのある「塩かずのこ」が年間約90トンも入荷します。
塩かずのこは半日ほど薄い塩水に浸して,塩を抜き,味付けすることでようやく食べられますが,
現在は塩抜きの手間のない味付け商品も増え,手軽に食べられるようになりました。
DHAやEPAは青魚よりも豊富で,次なる健康食ブームの予感。

卵の粒のサイズや食感に産地間で差があり,
同じカナダ産でも歯ごたえのある太平洋産と柔らかい大西洋産,
アラスカ地方の物はサイズが大きいなど様々です。
お店で選ぶ際には形や色ツヤだけでなく
産地にもこだわって自分好みを見つけてみてはいかがでしょうか。

\あじわい館スタッフおすすめ!/

かずのこを使ったお手軽レシピ

【かずのこの白菜キムチ和え】

【材料】
・味付けかずのこ…適量
・白菜キムチ…かずのこと同量
・胡麻油…小さじ1程度
・すり胡麻…適量(お好みで)

【作り方】
[1]かずのこを1センチ角くらいにほぐしておく。
[2]白菜キムチ、すり胡麻、胡麻油と和える。
[3]味が馴染んだら完成!

「おせち」で食べきれなかったかずのこのアレンジです。
和えるだけなので簡単!飽きずに食べられますよ。
和えてすぐよりは少し置いた方が味が馴染んで美味しいです。