たべものラボ

京都市中央市場発!旬だより〜レモン〜

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今回紹介するのは、「レモンです。


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 揚げ物や焼き魚の付け合わせとして果汁を味わうイメージが強いレモンですが、ジャムやレモンピール、
レモン鍋など調理すれば皮ごと食べられるフルーツであることはご存知でしょうか。
 実は皮には香りの成分が果肉よりも多く含まれているため、すりおろした皮はカクテルの風味付けなどによく用いられ、
輪切りにしたものを焼酎に漬けて飲む地域もあります。また果汁にはビタミンCやクエン酸が多く含まれており、疲労回復にはうってつけです。
京都市場に入荷される国産品としては和歌山県産、愛媛県産が多く、
枝のトゲで傷がつかないよう果実一つ一つに袋をかぶせるなどの手間暇をかけて大切に育てられています。
お求めの際にはヘタがみずみずしく果実に弾力がありずっしりと重いものをお選びください。
果汁がたっぷりと詰まった証拠です。国産品は2月から3月にかけて収穫のピークを迎えるため
お近くのスーパーなどで是非この時期にお買い求めください。

京都新聞 朝刊「きょうの市場から」より転載


\あじわい館スタッフおすすめ!/

レモンを使ったお手軽レシピ

【レモンカード】

【材料 (200cc瓶約1個分)】
・レモン(国産)…2個
・卵(常温に戻しておく)…2個
・バター(2㎝角に切って室温に戻しておく)…60g
砂糖…100g

 

【作り方】
[1]レモンは皮の表面の黄色い部分をすりおろし、
残った実は半分に切って果汁をしぼって、70mlを用意する。
[2]卵をボウルに割り入れて溶きほぐし、ざるでこす。
[3]鍋に適量の水を入れて火にかけ、60~70℃にして、湯煎用の湯を準備する。
[4]
湯煎の湯を弱めの中火にし、ステンレスかホウロウの小鍋にバターを入れて湯煎にかける。
[5]
バターが溶けたら、レモン汁、レモンの皮を加え、砂糖を少しずつ加えて混ぜる。
[6]砂糖が溶けたら、卵を一気に加えて、とろみがつくまでへらで約5分間混ぜる。
[7]
熱いうちに清潔な瓶に詰める。

※清潔な保存瓶に入れ、冷蔵庫で1か月間保存可能です。

 

 

国産レモンは防カビ剤やワックスが使われていないので、
皮も丸ごと余すことなく使うのがおススメです。
カードとは「curd」=「固まる」という意味で、
レモンカードは甘酸っぱいレモンの風味が楽しめるレモンバタークリーム。
ジャムよりも濃厚でリッチな味わいですが、
ジャムのようにトーストやクラッカーにつけて食べたり、
ヨーグルトと一緒に食べても相性抜群です。

 

 

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