活動レポート

【令和元年】10/27海援隊・産地支援活動

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開催日時:令和元年10月27日(日)午前7時〜午後7時半
開催場所:徳島県鳴門市
参加費:大人5,000円、小・中学生2,000円

食の海援隊・陸援隊では、普段食べている身近な食材の産地を訪れ、
見学や作業体験、生産者との交流を通じて、
産地の現状や生産者の仕事について理解を深めていただく「産地支援活動」を毎年開催しています。
今年の海援隊は、徳島県鳴門市堂浦に伺いました。

午前7時に京都市中央市場を出発し、午前10時に「大鳴門橋遊歩道 渦の道」に到着。
徳島県の職員の方に解説をしていだきながら、遊歩道を見学しました。
鳴門大橋が架かる鳴門海峡は、播磨灘(瀬戸内海)と紀伊水道(太平洋)を結んでおり、
鯛やわかめの漁場としても知られています。
足下がガラス張りになっており、迫力ある渦潮を見ることができました。

1時間半ほどゆっくり見学すると、ちょうど昼食の時間です!
徳島県の海の幸を堪能できる大満足の昼食でした。

午後からは、堂浦に場所を移し、視察・体験を行いました。

*堂浦漁港で一本釣りの見学、活け締め体験
*徳島県立農林水産総合技術支援センター水産研究課の視察
*学習会

一本釣りの見学では、漁師さんがみごとに釣り上げると歓声と拍手がわき上がっていました!
活け締め体験では、普段生きた魚に触れることがないので、皆さんおっかなびっくり。
新鮮さを保つための血抜きの処理についても伺いました。
また、神経締めの実演もしていただきました。
産地から遠く離れた市場へ、いかにベストな状態で運ぶかという工夫がされています。

  

水産研究課では、良い漁場を保つ為に様々な研究をされており、
日頃の研究内容などについてお話を伺ったり、研究施設を見学させていただきました。
 

学習会では、徳島県職員の妹尾真也さんより、
漁業に関するお話はもちろんのこと、徳島県の農林水産業全体が現在向き合っている課題などについてもお話いただきました。
 

全行程を終え、午後7時半に京都市中央市場に帰着。
お土産に、活け締めしたツバスを1尾ずつお持ち帰りいただきました!

海から離れている京都市ですが、
京都市中央市場では、地理的に近い徳島の水産物が多く流通しています。
私たちが京都でいただく食品が産地のたゆまぬ努力により、
新鮮な状態で届けられていることを改めて知る機会となりました。

京都からは日帰りも可能です!
皆さんも機会があれば是非徳島を訪れてみてください!