たべものラボ
京都市中央市場発!旬だより〜あさり〜
Category - 旬だよりこれからが旬の食材について、京都市中央市場のイケメン職員が教えます。
紹介者はこの方!
京都市中央卸売市場第一市場 業務推進第二担当
川路 由人氏
今回紹介するのは潮干狩りでもおなじみの”あさり”です。
春の代表的な味覚といえばあさり。
京都市中央市場では主に熊本県や愛知県、静岡県などから年間約32トン入荷し、
このうち春の3月~5月で4割弱の取扱いがあります。
料理は酒蒸しや味噌汁がメジャーですが、
ボイルし剥き身にしたものを天日干した後、炙りや天ぷらにしても絶品です。
あさりを料理するには、砂抜きが必要です。
通常、砂を抜くには3%程度の食塩水に3時間ぐらい浸けなければなりませんが、
50度ぐらいのぬるま湯に約10分浸けるだけでも出来ますので、ぜひお試しください。
お買い求めの時は、殻の横幅が長く、厚みのあるものが、身が大きく味もよいのでお選びください。
これから旬を迎えるあさりを様々な調理法で美味しく召し上がっていただきたいと思います。
\あじわい館スタッフおすすめ!/
あさりを使ったお手軽レシピ
【材料】(2人分)
*あさり 20〜30個程度
*花菜 15本程度
*パスタ 160g
*オリーブ油 大さじ1〜2
*ニンニク 1片(みじん切り)
*鷹の爪輪切り お好みで適宜
*白ワイン 60ml
*塩 適宜
*胡椒 お好みで適宜
【作り方】
<1>あらかじめあさりの砂抜きをしておく。
<2>塩を入れた湯でパスタを茹で始める。(指定の時間より1分短め)
<3>塩を入れた湯で花菜を15秒程(大きさ・硬さをみて調整)茹で、陸揚げしておく。
<4>フライパンにオリーブ油、ニンニク、鷹の爪を入れ火にかける。
<5>ニンニクの香りが立ってきたらあさりを入れる。
<6>オイルが全体に回ったら、白ワインを入れ、蓋をして蒸し焼きにする。(約1〜2分)
<7>口が開いたら茹であがったパスタと花菜を入れて合わせる。塩、胡椒で味を調えて完成。
あさりの塩味とパスタ・花菜を茹でる際の塩分があるので、塩、胡椒は最後に調整してください。
花菜は柔らかいので茹ですぎに注意してください。食感が悪くなります。
花菜はブロッコリーやカリフラワーで代用しても美味しいですよ。
あさりの口が開いた時にパスタが茹で上がっていなければ、あさりの火を一旦止めてパスタの茹であがりを待ちましょう。