たべものラボ
京都市中央市場発!旬だより〜いさき〜
Category - 旬だよりこれからが旬の食材について、京都市中央市場のイケメン職員が教えます。
紹介者はこの方!
京都市中央卸売市場第一市場 業務推進第二担当
川路 由人氏
今回紹介するのは、今年の干支魚!? ”イサキ”です。
イサキの幼魚は、茶褐色の背面に縞模様があり、
猪の子どもの模様に似ていることから「いのこ」や「うりぼー」と呼ばれています。
猪と同じく、成長するとその模様はだんだん薄くなり、消えてしまいます。
まさに今年の干支(亥)にちなんだ魚!!!
イサキは初夏の時期に脂がのり、その美味しさは魚の王様であるマダイをもしのぎます。
京都市中央市場では主に長崎県から入荷し、5月~7月に入荷のピークを迎えます。
お買い求めの際は、よく肥えていてお腹にハリがあるものを選んでください。
刺身や炙り、塩焼き等どんな料理にも合う万能な魚ですが、オススメは甘酢あんかけ。
これから気温が上がり、食欲がなくなるときでもさっぱりといただけますので、ぜひお試しください。
\あじわい館スタッフおすすめ!/
イサキを使ったお手軽レシピ
【材料】(4人分)
・イサキ…片身程度(16〜20切れ)
・片栗粉…適量
・塩(下処理用)…適量
<甘酢餡>
・濃口醤油…大さじ3
・酢…大さじ3
・砂糖…大さじ4
・片栗粉(とろみ用)…大さじ1
・水(とろみ用)…大さじ1
【作り方】
[1]イサキをさばき、骨を取り、一口大に切る。
[2]全体に塩をして20分程おく。
[3]身の水気をふき取り、全体に片栗粉をまぶす。
[4]多めの油で揚げ焼きにする。
[5]甘酢餡をつくる。醤油、酢、砂糖の全量を火にかけ沸騰させる。
[6]水とき片栗粉を混ぜ入れとろみをつける。
[7]イサキを皿に盛り、甘酢餡をかけて完成!
今回は彩りに塩ゆでの枝豆を添えました。
ブロッコリーやカリフラワーなどの野菜を一緒に素揚げして盛り付けても美味しいですよ♪