たべものラボ

京都市中央市場発!旬だより〜メバル〜

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今回紹介するのは、「メバルです。

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 <赤眼(め)張(ばる)煮つけても色失わず>。俳人・上村占魚の句です。メバルは三月の季語。別名「春告げ魚」とも呼ばれ、いま、旬を迎えています。
 さまざまな種類があるメバルの中でも、京都市中央市場に多く入荷しているのは、ウスメバルと呼ばれるものです。淡い赤色の美しい魚体、不規則な模様を描く褐色斑、そして、その名の語源にもなっている大きく張り出した丸い目。お店では、ぜひ、その目が黒く澄んでいるものを選んでください。色ツヤの良さや、ふっくらと膨らんだお腹も良品の証です。
 冒頭の句にあるとおり、煮付けにして食べるのが一般的。白身魚らしく、淡白ながらも上品な味です。この時期は脂がのっているため、いっそう旨味を感じられることでしょう。クセもなく、見た目にも美味しいウスメバルは、どんな料理にもよく合う使い勝手の良い魚です。ムニエルにしたり、小ぶりのものなら丸ごと唐揚げにしても、美味しく召し上がっていただけます。

京都新聞 朝刊「きょうの市場から」より転載

\あじわい館スタッフおすすめ!/

メバルを使ったお手軽レシピ

【メバルと筍の煮付け】

【材料 (2人前)】
・メバル…1匹
・筍(水煮)…1個
・生姜(スライス)…4枚
★醤油…大さじ2
★酒…大さじ4
★砂糖…大さじ2
★水…150ml

【作り方】
[1]メバルはウロコ、内臓を取る。
湯引きして水で洗うとウロコがきれいに取れる。
筍は食べやすい大きさに切る。
[2]★を強火にかけ、沸騰したらメバル、生姜スライス、筍を入れ、
落し蓋をして強火のまま3〜5分煮る(メバルの大きさによる)。
[3]メバル、筍を取り出し、煮汁を煮詰める。
[4]器に盛り付け、煮詰めた煮汁をかけて完成!

ポイントは強火で一気に加熱し、煮過ぎないこと!
[2]で一旦火を止め、15分ほど置くと味が馴染みます
今回はメバルを使用しましたが、どんな魚でもふっくら仕上がりますよ。

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